2009年5月31日日曜日

久方の我が家での


 汗を流して気分がいいと、黒糖焼酎をふたりでいただく。私はあおる。明日は休みだと家で飲めば簡単に酔う。酔えば眠たくなり、すべてを放り出して寝てしまう。早く寝れば、夜中に起きて簡単に夜昼ひっくりかえる。そんな週末だった。久方の我が家での。

 他人様のブログへの投稿で「農業がわかるようになりたい」とは我ながら殊勝だが、やっとこさ「バケツ稲」の田植えを終えた。なんのことはないこと、木曜日に来ていた苗を。今年は出穂させたいもの。

 昨日は衣類のリサイクルショップの近くにある花屋さんで花の苗を幾つか買った、上品な御婦人が店主で私たちのことを「いつも買ってくれて」と覚えていてくださる。個人商店を大切にと言うことに反して、安さと品揃えにつられてつい大型店で買ってしまうことが多い。この間のNHK「趣味の園芸ビギナーズ」を観て、はぁ知らなかったと思った移植の仕方。そのときのうろ覚えのコツ、注意事項にそって初めてそんなことを丁寧にやってみた。長く咲きそろってくれればいい。このお店で去年買ったハイビスカスの鉢が今年はよく咲く。うれしくなる。南国の空間をつくれる。

 午前中はそれで汗をかいてそれでおわり。農業がわかるようになりたいとは遥か遠い現実。

  「田舎や」の日阪さんは言った。とにかくこちらから飛び込んで行って、そう収穫時期がよい、あのときは猫の手も借りたいときだから何がしか手伝いに行け、そうして知り合いになり教えを乞うべし。とけこめればみんな手とり足とり教えてくれるだろう、ただしみんな教え方は違う。耐えろ、十年もすればこちらのもの。実際にやってみなければわかるまい。

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