2009年5月22日金曜日

「おい、地獄さ行ぐんだで!」


駅から自転車で我が家へ向かう南の夜空は明るい。東京の方向だ。その東京・六本木から妻殿と二人で帰ってきた。金曜日の夜だ、我が町の駅に近づくにつれ酔い客が多くなる。ホームのベンチからはたと起き上がり私たちが今降りた電車に駆け込む人とすれ違う。あれは今週月曜日のアタシの姿。

エスカレーターを下ったり上ったりして6番出口をめざす。「おかあさん、反対方向は六本木ヒルズらしい」、出口をでればそこは俳優座。二人マスクをかけてJR恵比寿駅から待ち合わせ。

演劇とはすごいものだ。心と体力と発声だ。指定席が一番左の端。なんだ、こんなところからよく見えるのかと開演前は思ったが、なんの支障もなかった。平面な映画のスクリーンとは違う。

Mさんのお友達が出演、その縁で席がとれた。大枚をはたいて『蟹工船』を観劇。演劇は劇団カラーチャイルド以来。傾向は全然ちがうが、生で観るというのは迫力、すごいものを感じる、高揚する。「蟹工船」の演劇は「監督の浅川」の役どころが肝要、俳優さんがなかなかよかった。24日が千秋楽。

聞いていた通り、ガイジンさんもママさんもいる。妻殿は東京からは一刻も早く飛んで帰りたい派。そそくさと地下に潜る。多喜二だぁ。日比谷線、丸の内線を乗り継ぎ帰ってきた。

明日は弁護士会館、霞ヶ関。


~以下、日弁連のホームページの案内から引用~

「第18回憲法記念行事 昭和史における憲法九条 ~その今日的意義を考える~」
戦後日本の骨格となった憲法9条、その9条が果たしてきたこと、なしえなかったことを考え、21世紀の指針として、今後更に9条をどのように豊かなものにするかを考えます。なお、このイベントは日弁連・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会の共催です。
日時 2009年5月23日(土)13:00~16:30(12:30開場)
場所 弁護士会館 2階講堂 クレオ
(千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)

参加費等 入場無料・予約不要

内容

基調報告
9条の役割とその未来~戦後第一世代の責務と覚悟~
保阪 正康 氏(ノンフィクション作家・評論家)

スタンダップコメディ
「憲法くん」で全国行脚
松元 ヒロ 氏

パネルディスカッション
昭和史における憲法九条~その今日的意義を考える~
パネリスト
小林 節 氏 (慶應義塾大学法学部兼大学院法学研究科教授、弁護士)
田中 伸尚 氏 (ノンフィクション作家)
中野 麻美 氏 (弁護士、東京弁護士会会員)
保坂 正康 氏 (ノンフィクション作家、評論家)
コーディネーター
内田 雅敏 氏 (弁護士、東京弁護士会憲法問題対策センター副委員長)

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