2009年5月19日火曜日

行く方向

 心地よい相手とのみ付き合い、心地よい事柄だけやっていては人間としての進歩はないのだろう。やな奴、いやな事とも向かいあわなければいけない。
ただそのことによって、胃を壊したり、あまつさえ日々生じるガン細胞に負けていては元も子もない。
 俸給生活者だ、いいかげん歳もとった。
 心地よい相手と議論を交わし、経験を交流し、相手に学ぶことができるのは、すごく楽しい。つい深酒もする。血圧も膝の痛さも忘れる、世のため人のためになると信じられる事柄であれば、道には迷いながらも、それに突き進みたい。
 食うために、いやお金のためにそろそろ我慢する必要はなくなりつつある。不当な雇用条件、雇い止め、リストラにあっている人達のことを考えればぜいたくなことだ。
 新たな異見、私にとって違う体験、価値観、それらを聞いてみて腑に落ちることや、喉元ぐらいに入るものだったら、食わず嫌いをやめてみよう。さて、これまでにどのぐらい食わず嫌いをしてきたものか。一見むっつりした人、とっつきにくい人にもかわいらしい面があるものだ。闇と光、両方見る。

 それにしても飲み過ぎた。わけもわからず地下鉄に乗り込み、方向は間違っておらず、最終電車では帰って来ることができたようだ。つい先ほどまで、昨日脱いだスーツを片付けるのがうっとうしかった。反省、はんせい、「サルにでもできる」とつれあい殿はわんわん。だいたいサルに失礼だ、きゃんきゃん。わわわ。

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