2009年5月9日土曜日

ありのままに


Uさんは我が社内で共稼ぎだ。奥さんとすれ違った。「手術は成功しました。今、松葉杖。直ったらまたテニスするってはりきっていました」「それはよかった、でも(無理するから)スポーツできない程度に回復してちょうだい」と伝えた。

こう書くのはつらいことだが主治医によれば母の症状は末期に近いらしい。随分以前に、母が大腸癌であると告げたとき、お世話になっていた市のケアマネージャーさんから老人の一般的な大腸癌の末期へ向かう症状を聞いたことがある。そういう段階にきたようだ。

かねてより家族の意思として延命治療は望まないということを施設と主治医に伝えてある。連休中、母は熱が続いたそうだ。検査をしないから主治医は何もしないように聞いた。それはないだろうと考えた。主旨が違う、解熱のような対処療法は施してほしいよねと、兄からの電話で話した。

その兄は明後日、2度目の手術をする。転移をしていて今度は肝臓だ。母をたのむということだが、それは当然で任せてくれればいいが、母のことに関する出納などの引継ぎが無い。手術への不安をもっているであろう兄へそのことをせかすのはつらいことだが連絡をした。姉たちもそのことを懸念している。

ありのままに生きる。

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