2008年9月1日月曜日

どう呼ぶべきか


『つれがうつになりまして』は重い内容を軽妙に描き、かなり読まれたようだ。この本の中で夫婦間の相手のこと(妻→夫)を「つれあい」と呼んでいる。無難な呼び方のようだが、新鮮に感じ、かつほほえましく感じた、こんな呼び方もいいもんだ。

で、改めて自分の配偶者のことを対外的にどう呼ぶべきか、考えてしまう。

日本語としては一応謙遜語を使うことになるが、これを「家内」などというと「家制度」を反映させることになる。「うちの嫁(呼び捨て)」と言う人がいるが、これも似たニュアンスがある。したがって、フックをくらうことになる。

「奥方」、どこが「奥」だ?なるほど。9月1日付けブログ『農と島のありんくりん』。

封建的な夫婦の関係を言葉にひきずらず、そして対外的には謙遜という日本語的な奥ゆかしさを残しつつ、配偶者のことを尊重して呼ぶには、ということで男の方は気を使ってしまう。

封建臭のする言葉は避け、謙遜語も投げ捨てる、その結果「妻殿」「女房殿」「彼女」「うちのかあちゃん」「かあさん」「同居人・相方」「(名前)さん」。

ひと(他人)は「カミさん」(刑事コロンボ、ブログ『農と島のありんくりん』)、「うちの嫁さん」とも呼ぶ。

うちの妻殿は、相手の夫の呼び方に戸惑うという。「おつれあい」というには言いにくく、つい「ご主人」などと。

*たった1個収穫できたスーパーゴーヤ約15cm

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

え~、うちでは「マダムヨーコ」とも言っておりやす。女史は、昔、相当なフェミ派でして、入籍にもなんと10年ほど抵抗したんですぜ。うちの父の寿命をまちがいなく縮めました。
私らの夫婦は、拙ブログでもお分かりのように、当時は相当に冒険的つうか、実験的な(美的表現)生活と人間関係をやっていましたから、あまり参考にならないかと。
私個人で好きなのは、あっさりとカミさんですかな。確かに神さんには違いはありませんもんね。つれあいもわるくはありません。
夫婦のなんというのか、惚れたハレたとは違う、一緒の人生をともにした者へのいいようのない「愛」みたいなものが感じられていいですね。

余情 半 さんのコメント...

「ヨーコ姫」では右アッパーでしょうね。「ヨーコちゃん」では左フックですかね。

うちのつれあいは「パートナー」もよいのではと言っています。

愛というよりも一種のノロケではないでしょうか、はい、いいかげんにします。