2008年5月20日火曜日

いや、知らなかった


「骨からみる生物の進化」という美しい骨格を写した本が先日まで青山ブックセンターの特設コーナーに置いてあった。皆が立ち読みしたせいか、重くて分厚いので、背表紙が傷んでいた。それでなくても8,800円もするので買う気にはならなかったけれども、立ち読みではつい手が出た。
 
陸上の脊椎動物の骨格は骨盤と肩甲骨の対で成り立つ。知っているようで、ついぞ知らなかった。 その骨盤が肩甲骨のように開閉できるとは。知らなかった。

指は計20本ある。足であれ、手であれ、指を開き地に立つことが大事らしい。足指5本、計10本が手指のように、カエルの足のように開く。ましてグーチョキパーができるなんて。知らなかった。    (画像は足指を開く道具)

何年生きていても、ついぞ自分の身体のことさえ知らない。男、女に関係なく骨盤は開き、足指はカエルのごとく開くものなんだ。 私の体は退化していたのか。固い、かたい。 ひらかない。


以下は孫引き。
『人は変わるもの 変われるものだ (ある記事より抜粋)
明るい人間になるためにはものごとを“プラス思考”で考えるようにすることだ。プラス思考とは人や会社を長所中心でみたり、ものごと全般を楽観的に考えることである。意識的にそうする習慣をつけると顔つきも自然と明るくなる。人の言うことを謙虚に聞くことができる。すぐに反発したりヒネクレたり落ち込んだりしないで感謝の気持ちをもって聞くことができる。「人は変わるもの変われるものだ」ということを他人に対しても自分に対しても認めることだ。世の中を斜めにしか見ることができなかった人間が人を信じられるようになり信頼を得ることになる。その根っこにあるのは素直さである。』
そういえば、こういうことで接するひとがいる。つねづね、たいしたものだと思っていた。知人にいる。日々、反省。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

インドネシアやタイで現地の人の足、というか足の指の拡がりばかり見ていたことがある。足の指が見事に開いて接地面積がすごく広いのだ。
いわばカエルの足状にブワっと横方向に拡がっていて、大地に密着できる。靴を履かないサンダル暮らしだからだ。特に鼻緒がくる親指と人指し指の間はスカスカ。
「先進国」のご婦人の足の病気の定番である外反母指の真逆だ。

だから、指でものを取るのなんてのは平気の平左。足の指で影絵までできそうだった。かくいう私も革靴などまったく履かないので、特に夏など東南アジア化した足で暮らしている。ちなみにサンダル暮らしだと水虫はでない。クールビズを言うのならぜひサンダルもご検討を。

匿名 さんのコメント...

いや、知らなかった。私は町の子、都会の子。足指が開かぬのです。お説は真のクールビズです。足元にも及びませんでした、ははっ。