2009年11月20日金曜日

泣かない子


ワンセグが欲しかったらしい、よく計算をして、あまりお金のかからない方法で最新式に取り替えた。いちにちふつかは操作に手間取ったようだが落ち着いた。機嫌がいい。私にはそういう新しいものに挑もうという気がないからいつも見習う。

「武蔵野夫人」(1950年、大岡昇平)の舞台となったところあたりを、あっちへ行きこっちへ行くことになった。玉川上水に出たり国分寺へ出たりしている。不案内だから、新宿から中央線を辿ってくるとどの辺になるのか地理的感覚を実感して、遠方より訪ねて来る人にも案内しなければならない。

悔いが残らないようにと配信メールで檄が飛ぶ。その様子をブログにどんどん書き込めばいいのにと思う。どこそこで駅頭パフォーマンス(宣伝)といえば、観に行こうかどうかと迷っている人にも参考になるし、無論知らない人にも目に留まる。公演月はあっという間に過ぎるというのが経験者の実感だったらしい。行ってくるからとメールを残して行った。私はラップをしてレンジアップすることを覚えた。

「泥の精」が抱く赤子は、泣かない子だ、不思議だ。

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