2009年11月7日土曜日

出演者たち


障害をもつRちゃんはアンケートに「出てみたい」と答えてスカウトされた。少しセリフをもらった。それを大勢の前で言えた。
若いSさんはムツゴロウ役になり損ねた。だからといって熟女軍団の中に入れられた。それはそれでいやだったらしい、もっともだ。ところが大事なところのセリフをもらった。とても感動的なシーンだ。見事に演じられるSさんに自信というものが湧いてきている。
ほとんど主役のTさんはアトピーだ。それを人に見られるのがいやだったが、ふっきれた。プロをめざしている。
Tさんが誰か、Sちゃんが誰か、Rちゃんが誰かミュージカルを観ればわかる。
Uさんは背が高くてスタイルのよいお嬢さん、昨年まで出ていて応援に来てくれた。この人もプロをめざしているらしい、オーラが出ているからすぐわかる。
諫早から漁師さんたちが駆けつける日があるらしい。最終日には大阪で5月に先行公演した仲間たちが来て舞台で一緒に歌うことになっているらしい。
お年寄りもいる、舞台から降りてくればその辺のおばさん、おじさんもいる、プロを目指す人、何度も出ている人、初めて挑戦した人、障害をもつ人、みんないる、市井の人がつくりあげたミュージカルが始まった。

出演者たちを支える文字通り縁の下のスタッフたちがいる。

2 件のコメント:

増田・大仏・レア さんのコメント...

良かった!。
ステージ降りる前から涙の顔。
達成感!
だけど、公演終了まで、もたせなきゃ。

余情 半 さんのコメント...

 遠いところから来ていただいて本当にありがとうございましたと、ついに風邪をひいてしまって中村玉緒さんみたいな声になったつれあいが隣で喜んでおります。この歳で、高校球児ではあるまいし、達成感が得られるのもうれしいと。なによりも励みになります。
 今日も3番目の会場になるところに、この周辺に住む出演者数人で街頭宣伝に行ってきました、路上の隅であの衣装に着替え、ドサ回り一座の先遣隊のように。サワリを合唱するのですがこれがなかなかのもので、みなが振り返り、チラシを受け取ってくれます。