2009年7月31日金曜日

結果


あたってしまっていた。3億円ではない…。

水曜日に再度病院に行った。土曜日にお電話したのですが-、はぁ外出しておりました。「カンピロバクター」でした、コピーして渡しましょう。それで「原因は鶏の生食です」と断定されてしまった。今、症状がないのであれば完治しています、はいお大事に。
食中りだったのか…。たしかに半端ではなかった、つらかった。

私のところの食文化を否定されたようでやや複雑だが、食中毒のことは職場で勉強会をしたばかりだった。とくに鶏のカンピロバクターは印象に残ったのだったが。絵に画いたようにあてはまってしまった。思いおこせば、料理店でもスーパーでも買って食べたから特定はできないがいずれかにあたったのだろう。同じものを食べたつれあいは何とも無かったのだがと聞いたら、食べた鶏刺しの部位、或いは体調さまざまに条件が違うのでありうると。

食中りは若いときにマレーシアで経験がある。酔いの覚ましに屋台で食べたもののなかにえびの食感がおかしいと感じたのだったが、あとの祭り。その夜、ものの見事にあたってしまった。高い天井に張り付いた蛾とヤモリを仰ぎ見ながらウンウンうなり一晩中洗面所を往復し続け、トイレットペーパー1ロールを空にした。七転八倒だった。夜が明けて、地元の方(フェン)さんに連絡をとってもらい、医者の往診をたのみ、その後事なきを得た。このときも、仕事柄えびの鮮度のことは十分学習をしておりながら、あたってしまた。

方(フェン)さんの三代前は中国の潮州。東南アジア方面への華人の出身地では有名なところ。方(フェン)さんは「兵隊さん、ありがとう」を歌える。太平洋戦争当時、英軍の東洋艦隊の基地であった当地はいち早く占領された。「東洋の真珠」といわれた地である。マレー半島とは大きな架橋でつながっている。「国民学校」に通ったから、日本語ができる。日本軍がおこなった華僑虐殺の碑のことは語ろうとしない。

健さんは「傷だらけの人生」で売ったが、私は“スキだらけの人生”のようだ。

いや、ときに西洋医学は役に立つ。もちろん、そのまえに体力維持、身体の柔軟性づくりだが。食中毒とは、げにつらいものである。用心、用心。

0 件のコメント: