2010年4月19日月曜日

サプライズだよ


とっても喜んでもらえた

南の島から帰ってきた二人は疲れた様子だった。長男の車に駅でひろって我が家に直行してきた。あんまり食欲が進まないと言う。向こうでは民宿もホテルも正解だった。しかし、晴れ間を見られたのは束の間。星空も見られなかった。食べ過ぎもあるらしい。つわりかな。こちらの寒さのことを聞けば、行っていてよかったと。愉快な食事を終え、それじゃあと、やおら大きなカバンからお土産をひとつひとつ出してみせる。基本的には郵送したというが、生のものや瓶のものは手に持ってきた。私たちには生の島らっきょう、オオタニワタリという野菜、限定販売・薀蓄の多い泡盛「請福」、兄夫婦にはバジル入り島とうがらし、八重山ソーキそばセット、ホテル特製のモズクドレッシング、姉には泡盛「請福」。ラー油はあまりにブーム過ぎて買ってこなかったという。たった数年のことで沖縄の物産も深化するものだ。センスが先を行っている。

――― と、一段落して、そして私達の義理の娘・長男のお嫁さんの後ろから差し出しましたる「手作りのイチゴケーキ」。サプライズ企画のつもり。娘が義姉のためにつくったもので、スポンジがちょっと傾いているのがご愛嬌。娘はちと不器用で自信がないので‘ちかちゃん、おめでとう’は母親がチョコペンで書いた。もう30を過ぎているのでローソクは5本にしておいた。みんなで“プレ誕生日おめでとう”をこだます(ホントは明日だから)。虚をつかれびっくりして、それだけにとっても喜んでもらえた。携帯で画像をとり、こっちむいて写真を撮られ、少女のようにローソクを吹き消す。我が家にむすめが増えたかな。娘がもうひとつ作っていたマーブルケーキ、そして素敵な瓶の容器にはいった珍しい入浴剤をプレゼンとする。私たちからも紀伊国屋の包装紙に包んだプレゼント。開けてみてもいいですか、どうぞ。『夕凪の街 桜の国』(こうの史代さん、双葉社)、『ゲゲゲの女房』(武良布枝さん、実業之日本社刊)、『勇気ってなんだろう』( 江川 紹子さん 岩波ジュニア新書)。ケーキは別腹、紅茶をして楽しむ。

さっ、あすから二男夫婦も仕事だ。営業、営業、拡大、拡大。早めに解散。BSで「龍馬伝」を観る。日曜日の夜が過ぎた。

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