2009年9月13日日曜日

なかなかのもの

 我が家には「ほかになんの楽しみがあるか」という「楽しみ」がある。

 まるで部活の終わった女子中学生のようにくたくたに帰ってくる。と、思っていたら今日はそうでもないらしい、身体ができてきたのかな。何人かで唱うところに選ばれたよ、とのこと。ミュージカルの全体が少しわかってきた。でも、監督からはもう台本無しでやれ、と気合がいれられる。

 ほとんど夜中に目が覚めるので、日曜日だから2度寝をしようとする、すると未だ早朝にもかかわらず、キャーと奇声を上げて妻殿が上がってくる。何事かと思えば昨日来ていた郵便物を渡すのを忘れていた。封を開けた郵便物を示して合格しているのよ、ご・う・か・く。どんなもんだい、と言いたいようだ。まったく自信が無いと言っていたくせに、こういうセイセキはよいヒトだ。キャッ、キャッと喜んでいる。で、その資格で時間給が10円でもあがるのかと聞くとそんなことは関係ないらしい。第一回の資格を取った、そこに意義があるの。らしい。7月に受けていた業界の筆記試験。いや、たいしたもんだぁ。

 練習を先にしなければいけないから、お金は先に出て行く。実行委員会みたいなものでやるミュージカル、だから前売り券を売って、資金繰りをしなければならない。友人知人に営業を開始した。おもしろいぞ、100人もの人が出演していて前売り2,500円(当日2,800円)は安いぞと声をかける。みんなどこに住んでいたっけ?。「御無沙汰です、」と手紙をしたため、郵送した。有明に車で行って帰ってきて、今日は有明の干潟の泥を届けた若い出演者とその夫がいたらしい。このミュージカルはみんなでつくる。

 唱も踊りも駄目みたい、でも土日が楽しいと妻殿はそこまできたようだ。さっ、来週は合宿。衣装も完成させる見通しがでてきたらしい、いや、これも、たいしたもんだぁ。

0 件のコメント: