2009年9月8日火曜日

デイデイデイ(泥、々、々)


国境は人間がつくったものだ。朝鮮半島南部と九州北部のそれぞれの西海岸の自然は同質、似ているらしい。その中でも内海になった有明海はとりわけ干潟が豊かでユニークな海だ。豊かとは生物に独自性があってしかも多様だということだ。人間の経済生活にとってもこの海の産物は有意義だった。

先の陛下のお最後の下血がどうのと例を出して説明してもキョトンとしていた。おとうさん、若い人はもう知らないよ。20年以上も経っているのよ、あっそうか。

そういうことと同様に、若い人は諫早湾奥部の世界一長いギロチン閉門のことをもう知らない。12年も前の97年4月14日のことだ。「バンザイクリフ」シオマネキはバンザイの形をして死骸になっていた。有明海は死の海となりタイラギも海苔もアサリもとれなくなり漁師さん達は国を訴えた。2008年6月佐賀地裁は開門を命じた。 国は応じず控訴した。

諫早閉門を得々と誇っていた久間章生さんは今度の選挙に落ちた。 しょうがない。

海と命、生命の物語をミュージカルにする。出演者100名が募集されて、我が家の住人約1名がこれに応じた。隣で今宵もミシンと悪戦苦闘だ。7月18日から稽古を始めて42時間、合計150時間の猛練習を経て11月の公演へと向かう。

まだ人間の殻を抜け切っていないと田中監督から叱咤が飛ぶ。あと20日間の練習を積む間にきっと干潟の生き物になれるだろうと、団員の代表は自己紹介する。「デイデイデイ」と「回帰」の場のパフォーマンス披露。前に出てきている人たちの歌の旨さ、この人たちと同じ水準になれるのだろうか、これはすごいぞ。 おおいに期待できる!

さっ、「人足」やろう、券を売ろう。こっちはソシキなんかもっていない、ひとりひとりに売る、え~と、AさんとMさんに、Oさん、Uさんは夫婦で、・・・。あっ、あなたにも。

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