2009年6月20日土曜日

挑んだわけでありました


多少、高校時代の延長みたいな気分があって、誰かが世話役となって入学したばかりのクラスでアンケートをまとめたのでありました。あなたの「好きなタイプ」とかなんとかという主旨の質問項目がありました。配られたアンケートの中で、ある人は「主体性のある人」と答えてありました。なるほどとは考えたのですが、具体的には難しいように思えました。自分を持っている人、芯のある人かと考えられたのですが、そんな自信はなかったのであります。おつきあいしてみれば、奥行きのある人で、高嶺の花でありました。誰も射止める人はいませんでした。「私より背の高い人」というシンプルな答えがありました。「おっ、上等じゃないか」と挑む気になりました。人間の中味より、外見を条件にしているとは鼻持ちならない。門前払いなら“だめもと”、そんなことがきっかけで射止めてしまったのであります。このひねくれ根性、モノ好きがなければ、生涯結婚できなかったのかもしれません、あるいは失敗していたのかもしれなかったのであります。足のサイズが一緒なのでありまして、運動靴とTシャツは互換性があります。旅先などでは「おう、貸せ」とか、言いっこして融通しあっています。結婚して長いのですが、ときどき合宿しているのではないかと錯覚するときがある今日このごろであります。

2 件のコメント:

ハマタヌ さんのコメント...

すごい!高嶺の花を射止めちゃったのかぁ!道理で愛妻節が多いはずです。ぜひ機会があればお会してご尊顔を拝したいものです。

余情 半 さんのコメント...

言葉足らずで誤解を与えてしまいした、申し訳ありませんでした。或る人は「主体性のある人」と答え、別の或る人が「私より背の高い人」と答えたのであります。別人であります。