2009年6月15日月曜日

なんだ!こりゃ

前の駅まで真っ暗にはなっていたが、まだ雨は降っていなかった。踏み切り2つ手前から降り始めており、駅に着き屋根のあるはずのホームに下りたときからもう濡れた。駅には人が溢れみな逡巡、それがどうしたと道路にでれば、“ぴっちぴっち、ちゃっぷちゃっぷ、”なんてものではなかった。駅裏のいつもの道路がまるで急流の川、側溝からは水が勢いよく噴き出している。20数年この町に住んでいるが、初めて見た光景だ。なんだ、これは。脛から下をびしょ濡れにしてようやく自転車置き場にたどり着く。乗れば、傘を差せども濡れる、行き交う車は水を大きく撥ね上げ、それをまともに浴びていっそうびしょ濡れ。ほうほうの体で坂ひとつ分高い我が家の近所に近づき、ようやく道路が単なる雨水の溢れた道路になる。それまではまるで川、どうなるかと思った。聞くところの「都市型集中豪雨」もかくやと思った。そのあと、ニュースを見ているも、そんなことはどこにも出てこない。これが東京の千代田区のどこそこであったら取り上げられたのではないかなと、ひがむ。いや、それはすごい雨と道路の状況だった。この町ではホントに初めて。

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