2009年4月1日水曜日

美人論

馬が合うというのは似たものどうしなのだろうか。当の本人はそう思っていないことがある、突き詰めれば似たものどうしなのかもしれない。共通するもの通底のものがある。
美しい人には縁があるが、美人には縁がない。えてして性格が悪いので近寄らない。美しいと思う人は性格がよい。姿勢が潔い。心が動く人である。
「美しいね」と常に話しかける。「どこが」と続ける。だから「どこが美しいのよ」と問い返される。美しいではないかと答え返す。いったい何年続けているのだろう。
金さえあれば手に入る。この世は春だ。人は微笑み、傅(かしず)く。では、いくらあればいいのだろう。いくらでもだ。美人は近づく、西太后だ。
さあ、新書読むぞ。

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