2008年8月6日水曜日

本部


捜査本部、対策本部などの使い方から、いつのまにか経営体でも日常普段に本部制が使われ始めた。曰く商品本部、営業本部、管理本部などなど。90年代からかな。

7月から同じ仕事の内容のまま異動になって、フロアが4階もあがった。東京タワーが見える。営業所の所属から営業本部内の新設された部署になった。

さるお得意先から、我社のある営業所の書いた苦情回答がけしからん、書き直せと我が商品本部に寄せられた。営業所の担当は営業本部の承認を得たものだから書き直さんと商品本部の連絡した課長さんに返事したらしい。商品本部の課長さんの商品だったから、この課長さんが書き直したものがあるのだが、誰が対応すべきなのかと会議でおっしゃる。

はっきりしている、営業本部とその営業所のお問い合わせ担当が誠実に対応する必要があるし責任がある。これまでの当該の担当の対応がどうであったかの個々のことはあるが、問題はそのお得意先が何故、東京の商品本部に言ってきたか斟酌する必要があるのではないかと考えている。縄張り争いのようなことを言っているのではなく、苦情お問い合わせ対応の部署の地位の低さ、軽んじられ方である。お得意先、我が商品本部両方に感じる。

一般的にこの間の組織の流れは、環境対策、CSR対応、コンプライス対応、品質保証、などの部署が「新設」あるいは「昇格」してきたが、苦情お問い合わせ対応は取り残されてきた。証左する事例はいくらでもあるが、さすがに憚りがある。

能力を一層高めることと同時に、内外にむけて「地位を向上させること」「優先順位をあげさせること」がどうも必要だなぁと考えている。ベテランマネージャーさんは幾年もそれを我慢してきたらしいが。「売りの促進」が任務の営業本部内にあるのは「カナリヤ機能」なのかな、牽制機能(本質的な)はないのかなと考えている。部署自体が自己成長するしかないのかなとも考える。


それにしても稼ぐことが任務の営業所と違って、本部とは予算の使えるところだ。また、世の中は「肩書き」で見るもんだ、笑ってしまう。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

またまたごめんなさい!
ずっと沖縄に住んでいらっしゃる方と思っていました。
で、お仕事は・・・もしかして・・・もしかして??????
私、昨日、苦情を言いました!
だって・・・だって・・・売り上げ数字しかみていないんですもの。
もし、違っていたら申し訳ないので、内容は書きません・・・