2010年12月28日火曜日

空白


 長らく“日記”をつけていない。

 23日が休日だったので阿部さんはその日に着くように送ってくれたようだが、あいにくレイバーフェスタに終日出かけており不在だった。結局、手にしたのは24日の夜。思わぬクリスマスプレゼントになったが、生ものなので大慌てで賞味する段取りに。たまたま長男夫婦が訪ねて来ることになり、クリスマスの飾り付けそのままに25日の夕食会となった。アワビは届いたその日に刺身で食べた。ビンチョウマグロと鯨の刺身、小走さんからいただいていた鳥取産のながいものトロロと麦ご飯、生協で買い求めていたパエリア(パエリア鍋も)の豪華メニュー。食後には故郷の友人Tさんから届いていた桜島小みかん、そして志保さんの手作りケーキ&長男夫婦が手土産に持ってきたクリスマスケーキ。二男は風邪で寝込んでしまい、来れなかった。長男夫婦、娘、二男の嫁と赤ん坊で、だいぶ冷え込んだが、賑やかな週末の夜だった。

 日曜日は年賀状の宛先印刷。これにてこずった。新しい人の登録および変更登録を入れるのだが何度も失敗する。そのたびに不思議なことに入力したつもりの情報が失われ、一からやり直す。「保存」という機能がわからん。こんなことで、午前中をアホみたいに過ごし、午後一番で投函。パソコンを買い替えなければいけないのだが。
 午後は午後で、うっかりしていた。いただいたお歳暮のお返しをと考えWEB検索するのだが年内に着くものはない。それで電車に乗ってデパートに行ったら、とっくの昔にお歳暮売場はなくなっていた。途方にくれて、試しに地下の食品売場をのぞいてみたら、サイボクハムが間に合った。31日に先方に着くそうだ。それで午後は終わり。

 くたびれた一日の気持ちをほぐすために、息子たちが楽しみだと騒いでいたM-1を観ることにした。沖縄出身というスリムクラブ、ミニ旋風を巻き起こしたようだ。あれは「傾聴の技術」というものではなからうかと思った次第。マシンガンのようなスピードが速い展開が多いなかで、忘れてしまったような「あなたの言うことに耳を傾けます」という間(ま)のとり方は、まさしく傾聴に値した。人間関係のとり方だから。決勝に進んだ3組とも初回とそう変わらないものを演じて、ややシラんだが、さすが沖縄のスリムクラブ、中味に「民主党」を持ち出したのは絶妙だった。それにしても、笑いは人間への温かさともっと権力や世相への風刺とを含んでいいと思うのだが。テレビにそれを言うのも無いものねだりなのだろう。

 月曜日は忘年会に招かれ、そんなこんなで、「ゆる~い」数日を過ごしてしまい、長らく“日記”をつけなかった。

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