2010年9月12日日曜日

麻痺の緩衝


 来週後半から涼しくなるらしいよなんて、希望的観測の会話があちこちで聞こえていた。久しぶりの休みで土日はほぼ寝て暮らした。残暑なんてもんではない、昼間は酷い暑さが続く。しかし、めっきり日が短くなってきた。朝晩はもう凌げる。
 「9・11」以降、‘人類史上’サイテーのアメリカ合衆国大統領の野蛮で露骨な行為とお追従の総理大臣のもとに暮らしてきた、鬱屈した数年間。トンネルを抜けたらまたトンネルだったような政権交代のその後。代表選挙がどちらだろうが埒外ではあるけれど、誰を利するのか「小沢は悪者」のマスコミの操作を感じる今日この頃。どちらに転んでも民意そっちのけのパワーゲームによる「大連立」に向かうような胡散臭さ。はずみか本音かとんでもない施策が出てきそうな気配。衆愚による民主主義の蹂躙、自殺行為。来るのは道理の切捨て。みんな猛暑のあまり、肌寒さを感じないのかもしれない。よくなるかもしれない、誰だってそう思いたいのかもしれない・・・。

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