2010年7月19日月曜日

法要


 晴れ上がった日本列島を西へ向かい、六甲山の向こう側、有馬温泉に1泊し、兄がつくった遠いお墓に行き法要に参列してきました。兄はこの墓に、何年もの間、精魂を込めてきたようで、それを披露できて安堵したようでした。私には「今の不幸や困難は先祖の霊を正しく祭っていないからだ」という構図に見えるそれらの行為と墓への執着と考えるのですが、それを言ってもはじまらない。余命幾ばくも無い兄の安堵の方が大事になってきました。有馬温泉の金の湯、銀の湯はなかなかのものでした。初めての地、久しぶりの関西、ICOCA、PITPAの世界、兄弟の家族とのふれあいを深め、長男のお嫁さんから「お義父さん、帽子お似合いですよ」なんて言われて、暑い2日間でした。

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