2010年7月11日日曜日

みんみん


 民・みん・自民が民(たみ)の声、投票結果となった。新自由主義は息の根を止められるどころか、おおいに息を吹き返す。民・みん・自民の根は一緒だと考えるが、今回は「振り子が右へ振れた(片山さつきさん)そうだ」。アメリカ依存、市場至上主義、世襲家殿様政治、人より企業、政党助成金温存、現場公務員削減(「ムダ削減」)、増税、競争と格差の温存の大連立という政治的流れに再び向かう。それを加速させないのが精一杯のように思える。貧困問題、浪費的環境破壊への抵抗、農業・食糧などへの取り組みは地を這うことになる。一見、主張が似ている共社はいつまで背を向け合って泡沫化しているのだろう。民(たみ)の油揚げは「みんな」さらわれた。

0 件のコメント: