2009年3月30日月曜日

家族で話し合い


 そろそろ我家の花桃が咲き始めた。長男を送っていく車中で近いうちに我家で花見の食事会をするから、夫婦でおいでと誘った。平日の夜、次々週の日曜日ぐらいならいいそうだ。

 緊急に子どもたちを集め話合いをもった。娘は「ちょっと無理」とか言って来なかった。あとで対処しよう。久しぶりに息子たち3人が揃えば賑やかだ。早速話し合いに及んだ。長男と三男は性急に決めることはない、父母が「逸(はや)る」ように見えるから、もっといろいろ比較して慎重にことを進めるべきではないかという意見。次男は「びびっ」ときたら、それはそれでチャンスではないかという。長男はまた遠すぎるではないかという。三男はなぜこの話なのか、根拠は、と。
 現在から30年間の先までを表で描いた。先のことは誰もわからない。病や死のリスクは測ることができない、いずれ別れは来る。
 子どもたちの育った家や環境にさほどの執着がないこともわかった。30年経てばオレは60かと長男は言う。今の私の歳を超す。大きな病もせず夫婦健在であればまだ元気だろうと話す。
 その気になり、逸っている心情を悟ったようだが、何も決めたわけではない。長男の事前にみんなに話すべきだという意見で子どもたちを緊急召集した。

 日曜日、日中の外はすっかり春になっていた。長男の責任感からか心配しているようだった。

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