2012年8月15日水曜日

8・15、3・11


カナカナカナカナカナ カナカナカナカナカナ

 もう、こりごりだ2度と戦争はすまい。そう心に決めた日だと解釈している。

 私らの親の世代。父は現地応召で兵隊に。母は空襲を経験している。つれあいの父と叔父も兵隊生活を経験した。この義父にいたっては兵隊生活が終戦まで6年半の長きにわたった。母方の叔父二人も入隊した。下の叔父は学徒動員、フィリッピンで死地を彷徨った。大学の恩師は特攻艇震洋の小隊長として出撃したが、輸送船が九州沖で撃沈され海を漂いながらも九死に一生を得た。Kさんは満州で志願兵となりシベリア抑留で辛酸をなめた。

 平和でありたいということはそうたやすいことではないな///。とはいえ、その苦労を超えて平和でありたいと考える。ひとを殺す、傷つける、その逆もいやだ。単純明快。

 そして3・11を同時代のこととして体験した。原子力を兵器で使うことは勿論のこと、エネルギー源として使うことも、これまた、もうこりごりだと深く考えさせられた。

 我が家の片隅からセミが飛び立ったらしい。

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