2012年1月23日月曜日

暖かい協力者


床に就いたのは夜中の2時ごろだったので、隣のつれあいがごそごそしたのはもう出勤時間かなと思った。はっと目が覚めたのは朝の7時20分ごろ。布団の中からテレビの方を向いてリモコンのスイッチを入れる。“糸子”はんの展開を観る、なるほどそうなるか。観終わってふと寝返りをうつと、なんと隣の布団につれあいが居るではないか。こちらを向いて、額に冷えピタして、枕元にはお茶だの体温計などがある。一緒にこちらを向いてテレビを観ていたようだが、全く気配を感じなかった。

えらいこっちゃ。8度何分あるという。勤めにはいけない。

結局、寝たきりになった。

今日は2週間ぶりの会議の日。あれこれ資料をまとめる。どうしても直前にしかできない悪い癖。議事項目すら直前になる、これがいけない。出席者はいきなり議事項目をみることになる。とはいっても、この期に及んでこの頻度で開くのはお味噌づくりの進捗、点検、はっぱかけに決まっている。ず~っと、資料作りに忙殺されている。協力者を獲得するために必要な資料のことが次々と浮かんでくる。協力者の立場に立ったら何が必要で十分か。不足は不親切だしわからない、多すぎるのも迷惑で何を言いたいのかわからない。

いつも印刷を引き受けてくれる人が今日は休みなので、出向いて行って自分で印刷しなければならない。それなのに、出発がギリギリになる。

雪になるから傘を必ず持って行けとつれあいが布団の中から心配する。車中、協力を申し出た人に昼間送ったメールにミスがあったことが携帯に届いたメールで判明する。

会議では「詰めちゃった」(追い詰めたらいけない、自己嫌悪に陥る)。帰りの地下鉄の中でメンバーのKさんからOさんのことご存じですかと訊かれる。ああ、こんな私のよき理解者ですよと応える。奥さんが素敵なひとだっておっしゃってましたよ、と。

帰りは雨。今から帰るとメールしたら、「こちらも雨」だとのこと。ところが、帰り着いたらボタン雪。もう一面の雪景色。サドルに雪、それで帰ってきてもいつまでもお尻が冷たい。玄関を開けたのも気付かない様子で寝ているらしい、それが8時半過ぎ。急いでキムチ鍋を用意する、パートの勤め帰りの主婦のようだ。主夫だ、豚肉があってよかった。頭が疲れたので、久しぶりにBSで映画「かもめ食堂」を観る。

つれあいの熱は37度まで下がった。

いくつもやらなければいけないことがあるが、まずは昼間送ったメール内容のミスについてお詫びと訂正をいれなければいけない。誤解を与える可能性が充分にある。もう11時半だ、電話は明日になる。

雪になった。暖かい協力者が現れる。なによりもありがたい。

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