天気晴朗なれど

 今年も一週間。天気晴朗。シホさんたちは故郷でおもいっきりおいしいものを食べてきたらしい。今日は七草だ。うちはめざしにした。お店には節分豆が並んでいる。

 今日は朝から孫を預かる。おそらく今が一番かわいい盛りではないかと思われる。天使の如くだ。ほんとうに汚れがなく、純心そのものだ。誰にでもそんなときがあったはずだ。巷間言われている月並みなことを月並みになぞる。思い余って、ほっぺたんをくっつけるちょこっと耳をかじる。きゃっきゃと喜ぶ、それがまたかわいい。それで日が暮れる。

　明日はむこうのお父さんからフグが届くとシホさんから連絡があった。それで明日も孫が来る。

　昼間のうちに試作品が届いた。人に勧める以上、自分で試してみる。いろいろな角度から感性を受けとめておくように努める。忘れやすいのでメモに留める。

　

　トイレのとき、汗を流しているとき、サドルに乗っているときふと良い考えが浮かぶ。それなのにメモがない。パソコンに向かうとすべて忘れている。ときどきフリーズしている。

　仕事始めが仕事になっていない。気合、キアイ！