2009年1月29日木曜日

勉強会


 1月31日(土)に小手指で湯浅誠さんを講師に招いて勉強会があります。会場は池袋から電車でわずか30分あまりのところです。目の前で彼の話を聞いてみませんか。
テーマは「貧困と教育・そして平和」、場所は小手指公民館分館2Fホール、資料代が300円、時間は14:00~16:00。垣根を超えて是非ご来訪を。必聞の価値あり。

 彼の話を聞くと我々の組合で飛び交っている話がまるで屁理屈、きれい事にすら感じる錯覚に陥ります。そのぐらい「選択肢がなく貧しいまま困窮」している人々の多き事態を、貧困が切迫していることを淡々と伝えてくれます。じゃあどうすればいいのか、まだこんなことができるだろう、小さな民間(NPO「もやい」)でさえ実際こうすることができる。まして政治ができる領域、すべき責任であると主張します。「天網恢恢疎にして漏らさず」のごとき視野で、ひとつの視点に偏ることはなく、そのセーフティネットに大きな穴が開いていると警鐘を鳴らしています。彼は垣根なくどんなところとも協働はしていますが、既存の組織(大きな政党や労働組合といった実は弱者には身動きのとれない組織)には一種の「さめた」目をもっているように見えます。それなら新しい組織・ネットワークをつくろうという柔軟さ幅広さと、直面する現実への行動力をもっています。

1 件のコメント:

ブナガヤ さんのコメント...

一回長文を投稿したら、消えちゃった、え~ん(泣く)。
気を取り直して、え~と何書いたんだっけ。あ、そうそう湯浅さんたちの運動はクレバーだということでした。

たぶんですね、湯浅さんという東大の博士過程を出た人の頭脳には、連合や野党は相対化された支援部隊としてしか思っていないと思いますよ。
言い方は悪いが、湯浅さんたちには彼らはいつか裏切る、もしくは冷やかになっていくであろうと予測している節があります。

だって、仮に「派遣切り」という獲得目標を法制化したとしましょう。今の急激な減収にすくむ経営にとって、人件費枠は縮小したくとも、拡大できるはずもない。
つまり、「派遣を切るな」という要求は、正社員化しろというに等しいのです。

このような条件で経営が取りうる選択肢は、正社員に対する賃金カットか、外部への出向でしょう。いや、それも今では難しいかも。全世界の景気が冷えきっていますから、引き受け手がないですからね。

となると、あの悪夢のリストラのぶり返しです。もう既に大々的に始まっていますね。これに対して正社員の労組はどうしますか?派遣を守って、自分の労働条件の切り下げ、整理、カッコよくいえばワークシェアリングを飲みますか?

私が知るかつての労組では無理です。結局は正社員のための労働組合であって、派遣のような浮草に自分の生活を荒らされてたまるかという感情論が必ず労組内部から出てきます。産別の執行部ではともかく、職場集会での議論は難航するでしょう。きれいごとではありません。自分の生活がかかっていますから。

その理由はパイは今、急速に縮小しており、それをどう分捕るのかという「万人が万人に対する戦い」の前夜だからです。

今は確かに連合も野党も、特に共産党は熱心に支援していますね。いいことです。民主党はなにがなんでも政権を獲得したいという政局がらみが本音でしょう。
けっこうです、それを続けて下さい。それこそが今のようなガチガチに固まった日本の階級制度を根っこから揺るがすことだからです。ただし、たぶんこの秋には確実に誕生するであろう小沢民主党政権の元において「派遣切り禁止法案」が通ったとすれば、そのリアクションもまた、彼らの政権が受けとめねばなならないことを忘れるべきではありません。

セーフティネットうんぬんではなく、もっと大きな眼で見ないといけない気がします。