2009年1月12日月曜日

「チェチェンへ」


 渋谷のホテル街を行かなければその映画館へは入れない。ここの通りは変わりつつあるようだ。
 ソクーロフ監督の「チェチェンへ」はなんとも不思議な映画だった。戦闘シーンのない戦争映画、たしかに。そのロシア軍駐屯地がどこなのか映画ではわからなかったが解説をみるとチェチェンの首都グロズヌイ。上映中ほぼずっと軍隊。
 チェチェンゲリラと一緒に暮らしたジャーナリストの常岡浩介さんの20分間のトークショー。イラクでもガザでもみな注目する。ただアフリカやチェチェンで起きていること(戦争)は報道されないから、無茶苦茶な殺戮がなされているという。現在進行中の戦争。 『ロシア語られない戦争』08年7月刊の著書がある。

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