2010年5月28日金曜日

今日という日

だから、おいしいものが食べられる企画があると、ハイと元気に手を挙げてしまう。こういうことには前向きだ。

 トラブルがあって早朝出勤する。富士山がきれいだ。向かい風は北風、何か秋ではないかと錯覚する。駅頭では民主党の旗を掲げた人からビラを受け取る。どういう気なんだと訊きたくもあったが、時間もなくて電車に駆け込む。結局トラブルには立ち向かった方が早い。案ずるよりも産むが易しだ。

 夜、私たちがいない間に冷蔵庫の中にケーキの箱があった。娘が入れて置いたらしい。あれっ、これいつ食べるの。お父さん、そげですよ。今日は遅くまで待っていたのですよ。
あっ、~~あ――あ。すると、ん~と32年、よくも別れずにやってきたものだ、我慢にガマンを重ねて…。
それはこちらのセリフですけん(「ゲゲゲの女房」風)

 んなうちらのことは正直忘れていたけれど、なんてこったい!
辺野古、徳之島明記の「日米合意」の日になるとは!みんなの「悲しい」というメールが飛び交う。「これは差別だ」と沖縄の人は言う。
 「離婚より簡単な日米安保だ」(離婚は双方の合意が必要だが、安保は一方が破棄を通告すれば一年後に失効する)。もう一度、考えてみようよ、日本の軍事同盟と平和と安全、将来。1960年あのときのことを「安保騒動」と呼ぶか「安保闘争」と呼ぶかで立場が判るが、多くの人々が真摯に将来のことを考えてみたのではないだろうか、声無き声の民草も。

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