2010年2月9日火曜日

平々凡々


雑誌「平凡パンチ」に対抗して「週刊プレイボーイ」が発刊されたのは中学に入ったあたりだった。大変だった。同志的仲間内の順番かジャンケンで買いに行った。まるで「兄さんのおつかい」で買いにきたふりをして。

生き方を変えようと心うちで思っているが、それができない。

ふっと、駅へまっしぐらの自転車の方角を変えてみたくなることがある。
変えてみたら、そのときは病気だった。
―――と、あきらめて埼京線に乗り換えて、天気の良い都会のビルと青空を仰いでいる。
始業時間に間に合わせなければ、と。


最初のころは「おおっ」と唸らせるものがあった、非凡なものをみたよ、と言われる。
けれど、最近はねぇ…とも。

「精彩に欠ける、」ということだ。放(はな)っていたのだろうか。

諸事質素倹約の母のもとで育ったので、新しいパンツにはきかえると身が引き締まる。はて、どうやって生き方を変えようか。

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