2013年5月4日土曜日

ミュージカル「ロンサム・ジョージ」のご案内


 ブログを始めて今日で5年になる。といっても、最近はすっかりサボってしまっている。5年前はもうすっかり「ひと昔」だ。パソコンだって買い替えている。めまぐるしくなったものだ。人間の業、浅ましさを観るようになって落ち込むときもあるようになった。 

 さて、親愛なる皆さま いつもご覧いただきありがとうございます。私事ですが、4年ぶりに、私のツレアイが生涯二度目のミュージカルに挑戦しています。ぜひ観に来ていただきたく、親馬鹿ならぬ「夫馬鹿」でご迷惑もかえりみずご案内を差し上げます。

『AIM』という本来はジャズダンス集団で、ここが主催する「ロンサム・ジョージ」という題名の市民ミュージカル。若い人たちにまじって挑戦します。舞台はガラパゴス諸島。登場するのは、ガラパゴス諸島の様々な生きものたち。
練習風景
「ロンサム・ジョージ(ひとりぼっちのジョージ)」とは、最後にただひとり生き残ったガラパゴスゾウガメ(亜種)の名前。昨年死んでしまいました。芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」に題材をとり、他を蹴落とし自分だけは生きていこうとする人の姿、欲望の果ての環境破壊と混沌とした世界、それに比べてガラパゴスの自分を変えてたくましく生き抜き、いのちを全うする生きものたち。繁殖、生きる喜びを楽しく描いています。ちなみにツレアイの役どころは多様な生きものたちのひとつ「アオアシカツオドリ」。

若い人たちの踊りは躍動的で素晴らしい。若い演出家の振り付けも斬新でおもしろい!地獄、楽園、愛と進化のミュージカル。きっとお楽しみいただけると思います。
ご案内のチラシの裏

 公演まであと2カ月を切りました。ツレアイは悪戦苦闘しつつ、仕事を終えた週末は夜遅くまで必死の猛稽古!!今日からGWの合宿に出発します。仲良く練習しながら、みんなで一つのものを作り上げていく楽しさを味わっているといいます。3・11で両親を一度に亡くし「人生は一度きり。その人生はいつ幕が引かれるか神様でなければわからないということを、3・11を通じて知りました。やってみたいことは、悔いの無いように他人の目など気にせずやることにしました(少しでも足腰が動くうちに…)。天国のみんなに元気な私が届くようにと歌っていますよ♪」と。

公演は「発表会」ではなく、きちんと芸術的に完成させたお金をいただけるもの。その公演は6月15日(土)の昼(13:00~)、夜(18:30~)と16日(日)の昼(13:00~)、夜(17:30~)の4公演(開場は30分前)会場は「さいたま芸術劇場 小ホール」(JR埼京線の与野本町駅徒歩7分)。あの演出家の蜷川幸雄氏が手掛ける演劇公演を数多く上演する劇場で、小ホールは舞台が客席にせり出しているなど実験的な面白い舞台です。さいたま芸術劇場を見に来るだけでも一見の価値ありです。チケットは日時指定の全席自由席で2500円(当日2800円)。

お申込みはこちら☞ http://www.aim1999.com/


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