岩盤浴利用のための屋根付き施設が3つほどありました。そのなかのひとつに入らせてもらいました。ゴザをもっていなかったので思案しておりましたら、先客の方が、あそこに誰かが置いていったのがある、取りにこないから捨てていったのだろう、使ったらいいと教えてくれました。せっかくきたので、その中からふたつ利用させてもらいました。
それにしても、ここの地熱は熱く、勢いも強いものです。みなさんはゴザと綿毛布みたいなものを重ねて使っています。昨夜までの宿のオンドルとは温度が違います。へたをすれば、火傷をするよと言われました。現に仰向けになっていますと、頭を置いているあたりから熱い蒸気が噴出しています。
先程の親切な先客の男性は前立腺を患い、私らのすぐあとに来た男性は糖尿病をもっているとのことでした。先客は一関から来て車に寝泊まりして4日目、あとに来た男性は私たちと同じ立ち寄り客で、神奈川県から来て方々の温泉を一人旅しているようでした。
あまり長居はできず、お暇しようとしたときに、私も深く考えもせずについ訊いてしまいました「ここは何に効くのでしたか」と。即座に「癌だよ」という応えが返ってきました。そうでした…。
帰りの売店で買った冷やしきゅうりがおいしかった。田沢湖近くまでず~っと下って行ったところの「茶たての清水」のおいしかったこと。
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