2012年8月18日土曜日

オトモダチ作戦


 今朝もお友達がお見えですよ、と言われる。

 オトモダチと言われてもなあ、あの狸猫が我が家固有の領土である勝手口をどのように侵犯しているか我が家をあずかる主夫としてはいちおう見ておかねばならぬ。

 つれあいが勝手口を開けてもこいつは逃げない。いつも向こうをむいて寝そべっているらしい、ときには我が家を覗きこむ姿勢がみられる。ところが、私が寄ると構える。そっと近づいたつもりだったが、すぐに察知されてしまった。今日も目と目で対峙することになる。我が家に一歩でも入ったら、直ちに強制送還するつもりだが、狸猫の方も一歩もひかない。ここは自分の縄張り、藪蚊にさされつつも実効支配している。だから主権はこっちにあるといわんばかりだ。朝に夕に現れるらしい。

 それで、こちらも朝夕に我が家固有の領土を巡視観測することが日課になりつつある。ネコだからといって偽善噴飯の「オトモダチ作戦」などの姿勢をとる気はない。毅然と対処、排外するのみ。こちらには操作しやすい軽佻浮薄の「世論」がついている。今夕は見かけなかったが、それはそれで拍子抜けものだ…。

 とうめん残暑なんざんしょなんて…。 そのうち♪あぁ秋には色づく日がぁ♪だ

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