「或る『小倉日記』伝」をお芝居(前進座)で観る。身体に障害をもった(脳性麻痺らしい)主人公はその姿・動作から世間から痴呆のごとき偏見と接し方の屈辱を受ける。それにもめげず一途に森鴎外の小倉赴任時代の足跡の研究に没頭し成果をものにするも病状は悪化し亡くなる。屈辱と貧窮があっただろうが情熱を燃やし一途な生き方を描いた松本清張の初期の作品であった。清々しい舞台だった。
妻殿が疲れ果てて帰ってくる。生まれて初めてのレコーディング。妻殿たちのグループは2時には終わるはずの予定が4時までかかったらしい。次の人たちも玉突きで遅れることになったらしい。耳にヘッドホーンをつけたような形でマイクにむかうあれである。音大出身だったり、若い人にはこれを足がかりにして劇団四季、次はブロードウエイと「決めて」いる人もいたりしているらしい。そんななかにズブの素人で飛び込んだ。こんなことでもなければ一生レコーディングなんて経験することはなかっただろうと、へとへとの様子でつぶやく。
上の姉から電話で娘と立川の公演を観に行く予定だという。開演までもうひと月を切った。
妻殿が疲れ果てて帰ってくる。生まれて初めてのレコーディング。妻殿たちのグループは2時には終わるはずの予定が4時までかかったらしい。次の人たちも玉突きで遅れることになったらしい。耳にヘッドホーンをつけたような形でマイクにむかうあれである。音大出身だったり、若い人にはこれを足がかりにして劇団四季、次はブロードウエイと「決めて」いる人もいたりしているらしい。そんななかにズブの素人で飛び込んだ。こんなことでもなければ一生レコーディングなんて経験することはなかっただろうと、へとへとの様子でつぶやく。
上の姉から電話で娘と立川の公演を観に行く予定だという。開演までもうひと月を切った。
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