2012年10月19日金曜日

沖縄の基地の縮尺的実感

 普天間基地は沖縄にある米軍基地のひとつにすぎません。沖縄本島に存在する米軍基地の割合を「本土」に仮にあてはめてみたらこのようになります。

 このことを琉球大学の憲法学者高良鉄美さんの講演で学びました。同じ縮尺にしてみると視覚的に実感できます。

 青森、宮城、千葉、東京、埼玉、神奈川、静岡、愛知、石川、富山、大阪、京都、徳島、山口、福岡の各県は全部外国軍基地に取り上げられたという仮定になります。

 基地とは騒音、轟音、振動、核・化学・通常兵器、電波障害、環境破壊と汚染、等々の障害そして墜落・落下、外国軍兵士による暴力やレイプ、日常的疑似戦場の危険と隣合わせで生きていくということです。

 まして狭い沖縄、どこにどうやって住みどうやって生きていきますかということを、沖縄の人は訴え続けています。感性以上のものが必要だと考えます。

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