2012年3月20日火曜日

春のいちにち


目が痛かゆい。3月6日から続いている。

私らの小さいころにハッポースチロールの箱があったら、きっと遊び道具になっていただろうにねと、つれあいに語りかけた。欠けた瓦でも缶缶でもなんでも使って遊んだよね。今朝はプラのゴミの日、そして祝日でも休めない二男夫婦の子を預かっている。

姉の考えを参考にして、牛乳パックをブロック状にしたり、ちょっと気の利いた空き箱やラップの芯などをおもちゃにして遊ばせようとしたりしているが、そう思うようにはいかない。ハッポースチロールの箱ににんまりとしている。

風評被害で厚岸の毛ガニ、直売店では震災直後売上が例年の1割以下に落ち込んだ。現在も震災前の水準には戻っていないそうだ。そんなニュースをNHKでついこのあいだやっていた。その毛ガニを今年もいただいた。今年もというのは、去年もいただいたのだがちょうど3・11の直後だったことを思いだしたからだ。お礼の電話をいれたら、小走さんは今年で90になるらしい。もうスキーもおしまいですと言っていた。

今日は日差しがはいる。王子様は洋ダンスの鏡を開けたり閉めたりするのが好きで、洗面所にある体重計のデジタル数字が動くのに興味がある。台所の分別ゴミ箱を開けるのも好きだ。走りまわる。

ハッポースチロールの箱をひもで結んで捨ててきた。夜は暖かいものでもつくろう。


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