2012年3月2日金曜日

つくり方講習会

お豆腐工場の方のお手本の手さばきです

今朝は小雨、天気予報の通り午後からは本格的な雨になりそうだ。
中央公民館で豆腐づくり、あと市役所、銀行に行かなければいけない。電車代は惜しいし、駅から歩いても距離がある。やっぱり、自転車で行くことにした。リュックにゴアテックス製のカバーをはめて、山登り用の帽子(これもゴアテックス製)に、レインコートを着て出かけた。

公民館の出先窓口で市役所の用件は足りた。

なるほど、固形分15%ぐらいの濃度の豆乳を75℃ぐらいに温めて、にがり(豆乳にたいしてマグネシウム濃度0・3%ぐらい)を添加してすばやくそして軽く混ぜると固まる。15分ほど待って濾し布をした型にはめ、重しをしてさらに15分ほど経ったら、水につけてそっと型からはずす。木綿豆腐のできあがりだ。型にはめる前の豆腐を食べたら、寄せ豆腐だ、出来たてはうまい。みんな茶碗蒸しを食べているようだと言っていた。

講師のお豆腐工場の人は国産大豆とにがりのみ使用、消泡剤を使わない、価格も配慮する、そういう条件で製品をつくり始めたことを穏やかに語っていた。苦労したんだろうな。


「”にがり”を使う、たいへん難しい。けれども失敗があるからおもしろい」
講師の方のうんちくのある言葉。

同じ調理台に座った人からお子さんはおいくつぐらいですかと訊かれた。隣のママさんは娘さんが2歳ぐらいらしい。このママさんが私の「お子さん」の歳ぐらいになるわけだから、もう孫がいますよと答えた。童顔なのでいつも若くみられる。主催した委員とおぼしき人から男性の参加は珍しいのでこれからも来てくださいなと誘われた。

こういう講習会の開催の持ち方が大変参考になった。また、豆腐もつくったことがなかったので、新しい楽しみが増えた。いつか食卓に上げなければ、ストレスをしょいこんで帰ってくるつれあいのために。ふふ、ふ。

帰りは銀行に寄ったあと、びしょぬれになって自転車をとばした。ハックション大魔王

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