2012年3月1日木曜日

「恋愛小説家」


野上弥生子の実家の原酒、夏に佐渡で買ってきたヤリイカ
つれあいが横で観ていたものだから、ジャック・ニコルソン主演の映画「恋愛小説家」(1997年)を仕事しながらついつい半分観てしまった(27日NHK BS)。ハリウッド映画には底の浅さがあってあんまり好みではないが、ジャック・ニコルソンの演技の魅力もある。いや、ヘレン・ハントのセミ・ヌードが目に入ったからかなぁ。

完璧な人間はいない。いや、少なからずなんらかの欠点というか欠陥というか、もっと言うと心の病に近いものを持っていることがある。自覚していたり自覚していなかったりするのだろう。他人に揉まれてわかる人もいれば、それでもわからない人もいる。もちろん私もそうだろう。どこかに病的なものを潜ませている。世の中には天真爛漫な人がいてバランスのよくとれた人もいて、そんな人にはずいぶん助けられてもいるが。

ずいぶん昔に一度観たことがあったが、つれあいが観たことがないというので誘った。昨夜のNHK BS「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」(1992年)アル・パチーノ演じる盲目の退役軍人の痛快さが印象に残っていたから。

好きな映画を二人で観て、欠陥人間の私も少しは気が晴れた。

0 件のコメント: