2010年9月3日金曜日

飯でも


 帰宅時の日暮れの早さから秋は感じるのだが、昼間の暑さったらない、いつまでも。どうやらこの列島の歴史的な暑さの中に今私たちは生きているらしい。

 いっしょに飯でも食べないか、親しいということは一緒に食事(飲み食い)ができることなのかなと考えるようになった。私はなんちゅうか、閑中閑。なにしろ相手は多忙、引く手数多。忙中の間隙を縫うようにして申し入れるしかない。なあにどうせ人の子、忙中閑はあるべし。会って何をするか、積もる話があるわけでもない、企てをする話もない、すると飯でも食おうかということしかない。親しさみたいなものには目的も理屈もないものだろう。かまけていたが、ようやく階段を上り下りするようにした。

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