2010年8月16日月曜日

たまらんわい


 もっと歳をとって、もしお金もなくクーラーもなかったら、熱中症で倒れて死んでしまいそうだなと思えるような、燃える様な暑さだ。この県は不思議なことにそういうことで亡くなる方が多くてニュースになる。インドネシアのブラックティーを新たに開けて、熱いお茶をがぶがぶ飲む。頭頂と頭側(とうそく)と、手の甲と腕から玉のような汗が噴出す。タオルが濡れタオルのようになる。ベランダに行けばまるで熱風乾燥室のようだ、干した布団が熱い。夜、この布団に倒れこむと気持ち良いが、また寝ている間に汗が吸い込まれるように吹き出てぐっしょりとなる。

 陽射しと日陰がネガとポジのようだった生まれ故郷の南国育ちの私が、ちとまいっている。う~ん、歳とったかな。

 夜遅く仕事を終えて訪ねてくる息子のためにゴーヤを収穫し、ビールを余計に冷やしておく、風呂掃除をする。ゴーヤは干し桜海老と一緒にかき揚げを試そう。そうだ、モズクも。

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