2012年1月19日木曜日

寒の仕込み


寝不足運動不足が続く。今日は来客2件、それにソータロー。

ソータローは熱を出して、共稼ぎの息子夫婦に替わって急きょ預かることに。
来客のひとりは斉藤さん。生協のお店で買い物中だというのを来てもらった。

斉藤さんはすごい!
製作に午後いっぱいかかったチラシを「よくできましたね」と言ってくれるのかと思いきや、ダメっという感じで納得するまで修正を求めてくる。この苦労人のご婦人は地道な地域の活動家。私の上の姉と同じ昭和15年生まれらしい。

字が多い。その表現違う。その文字いらない。もっと削れ。あれが抜けている。そんな固い言い方だめ。大事なことが抜けている。一言で人のこころをつかまなきゃ。これだったら、参加したいっていう風に。この言葉も要るの?削れ。ここに線がいる。この行間バランスがとれていない、これじゃ落ち着かないよ。パソコンなんてできないと思いきや、パソコン教室に通っているらしく隙はない。

人にはどのように伝えるのかということを、どうしたら伝わるのかということを、お姑さんが大豆をもんでつぶして、種味噌を入れてつくる仕込み味噌のように、人生で培ったノウハウをみっちり仕込まれた。

もうあの人にもこの人にも声を掛けているらしい。だから自分も使うチラシに妥協はない。引き受けた以上はという責任感があふれている。しかし、厳しかった。

夕ご飯もそこそこに言われた指摘を何度もなんども反復して吟味してつくった。
つい先ほどできあがった。いや、まだ推敲が足りないかもしれない。

誠意をもってあたる。ひとの仕事に真正面から向かう。
生半可、今日はこれが吹き飛ばされた。

福島県飯舘村支援の玄米味噌づくり講習会のお知らせ」

すぐそこの公民館の調理実習室を借りてやる。
時間ないのよと、開催日の2月15日に向けてもう東奔西走していただいている。

あなたが話して、あなたが味噌づくり指南してくれるっていうから、みんな集まるんじゃないの。そんなプロなんか呼ばなくっていいから、みんなはずかしがるじゃないの。カジュアルにやりましょ。

たとえば、実力のあるゆっきんママさんのように「お試しあれ~♪」っていうわけにはいかない。あたしのは付け焼刃…、頭が痛くなってきた。

2 件のコメント:

ゆっきんママ さんのコメント...

おはようございます♪
いえいえ!全く私も一緒です♪
常にあ~だこ~だ考えながら、あ~しようか?こ~しようか?やっぱりダメだ!やめようか?やめたい!でも、やっぱりやめちゃダメだ!引っ越しちゃおっか?この世から逃げ去りたい!
でも、それも出来ない・・・
そうだ!もっと肩の力を抜いて「失敗は成功のもと」で失敗をバネにすればいいんだ!
ミスする自分も認めよう!少しずつでも良くなっていけばいいんだ!
でも・・・でも・・・
やっぱりそれでも・・・
あ~~~~しんど♪
私も、本当は、そんな日々を送っています。
でも、何もしない人生よりもいいかも♪
って思っています♪
って自分に言い聞かせている!?

余情 半 さんのコメント...

コメントありがとうございました。勝手にブログのお名前とりあげてすみません。

仕込み味噌なんてやったのは昨年の12月が初めてでした。この講習会で。その私が――。

実は貴ブログを拝見していて12月あたりから、ゆっきんママさんの食育・お料理教室でこのボランティアの味噌づくり教室を開催していただきたいとずっと思っていたのです。

プロジェクトは大豆トラストでいつか訪問された旧神泉村の醸造メーカーさんにご協力いただいています。

しかし、こちらの資料づくりが遅れて今にいたりました。これまでに何度コメント入れてお申し入れしようと思ったことか…。

神奈川県の「NPO小田原食とみどり」の齋藤さんにも連絡してこのNPOでもやってもらいたいと考えたのですが(それとは別にゆめコープの吉川理事長からは今日ご協力のお電話いただきました)。

わたしのイジイジしたところは、「にゃんのきゅん日記」でいれた通りです。

もし、3月10日までにやれないことはないというお考えがありましたら、
「家の物干しに黄色いハンカチをぶらさげておいてほしい」
・・・じゃなかった。

こちらまでご連絡ください。
Misonosatooya3.5kg@hotmail.co.jp

私は「お友達のままでいましょう」が怖くって生きてきたのかなぁ。

PS. もし、数少ないこのブログの読者のなかでご協力いただけます方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。切羽詰ってわらをもつかむ気持ち。