ううん!?と気付いたら見知らぬところ。駅の構内ではあるようだが、わからない。どうも、寝過ごしたらしいということがわかるのに時間がかかった。駅員さんに起こされたのだろうか。もうみんな降車して、改札階へ上がっていくところだ。乗り過ごしたのなら上りの電車に乗ればいいととっさに思い、ホームをみるがそれらしきものがない。なんで?そもそもここはどこだ。駅の照明が消えていく。あわててエレベーターを上り改札階へ行く、あきらめきれずに帰りの電車はないのかと訊ねると「終わりました」とそっけない。その代わり、「そっちではなくて右の方」だと、タクシー乗り場を教えてくれる。げっ、ここは終着駅ではないか。こちらの終着駅まで乗り越したのは初めてだ。さっさとタクシーに乗る、そういえば並んでいなかったな。酔ってはいるが気は確かだ。なんて我が家は遠いのだろう。行く道は運転したことがあったので、的確に行き先を案内するのだが無愛想な運転手さんで一言も口をきいてくれなかったな。あちらの終着駅で目が覚めたことはあったが、なんとこちらは初めてだったなどと、むなしい感激なんぞをして、大枚を払い最寄り駅の駐輪場まで送ってもらった。降りた途端に酔いがまわり、こみあげてくるものがある。トキ(りんごの新種)を食べましょうなんて明け方洒落ていたら、その夜トキに飲まれてしまった。うかつだった。久しぶりだったので、うれしかったのだけど。確かに最後の店では水みたいに飲んだ。振り返ってみればそういうことだ、分相応の飲み方ができない、この状態でいつも失敗している。こんな日記書かねばいいのにと思うが、書いて懺悔。同居人にたたみかけられる。もう二度とお酒は飲みません、しばらくは。
2010年11月11日木曜日
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