2009年8月5日水曜日
お受験とレッスン
私が佐渡に行っている間に妻殿のお受験は終わった。資格を取ることになるのかと訊いたらそうでもない。業界の、認証の限りのようだ。仕事の内容がより深く理解できるようになって、合格すれば達成感があると言う。殊勝である。とは言っても「ん十年」ぶりのお受験はそれなりの重圧だったようだ。なにがしか、逃避したかったようで、お茶をたのむと普段は自分でやれ若しくはジャンケンだったのが、嫁いできたばかりのお嫁さんのようにいそいそと用意してくださる。そんなことでやる気あるのかと気合を入れてやると、やる気はあるという。ノートに向かえば居眠りを始める…。そんな姿を見ていたが、終わった。どうだったと訊くと、難しかったと。で、みんなも難しかったと言っていたよ、とも。
オーディションにも出ず、初練習にも出られず、ようやく2回目の練習から合流した。そんな人が5人もいたそうだ。3回目のレッスンで立ち位置が決まったそうだ。一番後ろだと。そりゃそうだわな、というと、いや背が高い方だからという。今はおたおたしているらしい、無理もない。プロ並の常連の人もいる、お年寄りもいるらしい。男性がまだ足りないから来ないかと言うが、とんでもない。この数ヶ月の週末はそれに打ち込む。私はいそいそと生協で簡単便利な冷凍食品を買い込むことになる、と思う。緞帳が開き、流れるように唄い踊りながら登場する妻殿たちの姿を夢見ながら…。くふふふ。
いろいろな運動、地道なやり方があるものだ。ペットボトルの蓋を捨てないで、と妻殿。ミュージカルの仲間にこれを集めて何かの社会に役立てるという人がいるのだそうだ。加入している生協やユニセフでもいろいろなことを呼びかけているが、心がけて“かたって(参加して)いる”。
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