2010年5月4日火曜日

罪つくり

 ちょっと待ってくれと言いたい。
 あそこで捕まったテンさんがトキを殺害した犯人かどうかはわからないはずだ。映像からテンではあるのだろうが、個体までは特定できまい。つまり冤罪の可能性がある。そもそもヒトは日本列島のトキを絶滅させておいて、自然の摂理である獲物をハンティングしたテンをあたかも罪人扱いのようにするとは何事だろう。それこそテンに唾する行為だ。たまたま逮捕されたテンさんが気丈夫ならいいが、またウツになるかもしれないぞ(?)。あれから随分過ぎたが、あのテンさんはどうなったのだろう。

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「イベントのお知らせ」をそのまま伝えます。

『参議院選挙目前! どこまでできたか?貧困対策!』
チラシPDFはこちら↓
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/event/100609senkyomae.pdf

「歴史的な政権交代」から9ヶ月余、
みなさんはこの間の社会の変化をどう感じているでしょうか?
私たちを取り巻く生活環境はどのように変わり、
また、変わりつつあるのでしょうか?

私たちは今後、何をどのように求めていくべきでしょうか?
貧困対策の推進を求める市民の立場から考えていきたいと思います。
どうぞご参集ください。

【日時】
6月9日(水)
18:00~開場 18:30~開演
20:30終了予定

【集会内容】
●各政党アピール(予定)
与野党の参議院選挙に向けた意気込みを語っていただきます。
●当事者発言
労働・雇用、社会保障、女性・DV分野から。私たちの生活はどう変わり、どう変えていくべきなのか。当事者の視点から問題提起していただきます。
●政党討論会(予定)
当事者発言を受け、各テーマにつき、討論していただきます。
●「反貧困政策集」進捗状況評価発表
300を超える項目につき、各分野の現場からの意見を参考に、昨年来の進捗状況を○△×で評価します。
*手話通訳・要約筆記あり

【場所】
星陵会館 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目16-2
Tel. 03-3581-5650

【 アクセス】
■地下鉄有楽町線・半蔵門線 永田町駅下車6番出口 徒歩3分
■地下鉄千代田線 国会議事堂前駅下車5番出口 徒歩5分
■地下鉄南北線 溜池山王下駅下車(国会議事堂前駅5番出口) 徒歩5分
■地下鉄銀座線、丸の内線 赤坂見附駅下車 徒歩7分

【主催・問合せ先】
反貧困ネットワーク(代表:弁護士 宇都宮健児)
〒162-0814 東京都新宿区新小川町7-7
NKBアゼリアビル202
Tel: 03-6431-0390 Fax:03-5579-8540
Mail: hanhinkon.net@gmail.com
Web: http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/

2 件のコメント:

ハマタヌ さんのコメント...

ベーカリー買いましたか。私のもっているのはだいぶ古いが、スゴイですぜ。市販のものよりうまい。ただ天然酵母が出来ないんですが。

テンとかイタチはスゴイんですよ。こんなところを垂直に登るのかという所を登って侵入します。そしてなんて言うのかな、狩猟本能っていうのか、悪く言えば殺すのが好きなのね。うちなんぞ30羽ヒヨコをイタチにやられました。大分前だけど。

今回はオリの中でしたが、現実の自然生態系にいるトキは、イタチやテンなんかとの日々闘争でしょうね。ただテンは外来種なのでムカつきますが。

反貧困のほうはいかがですか?少しは変化しましたか。国家戦略局とやらはあってないようなもんなので心配しています。
私の分野の農業や沖縄はご承知のようにひどいもんです。いままでのいかなる自民党政権より劣悪です。理念と政策がないことが赤裸々になってしまいました。

余情 半 さんのコメント...

 わたしはね、これが自民党と公明党のあの政権が続いていたらどうだったのだろうと考えるのですよ。きっと、有無を言わせず規定方針ということで多額の公費を住民分断に使いつつ強行しただろうと思うのです。それであの選挙では県外あるいは国外と「蜘蛛の糸」をたらした民主党などに希望を託したのだろうと考えるのです。なにもかも、もう勘弁してくれぇというのがあの自公の劣化した政権でしたから。派遣切りしかり、医療全般、老人医療、障害者、被爆者や水俣被害者に至っては当事者が死に絶えるのを待っているとしか思えないような冷たい政治でしたから。怒り心頭それが政権交代を生んだと考えています。それで、しかし…というのが今の事態です。不当な格差をひろげ、欲望と地球の破壊を繰り返す、ひとびとの平和と幸せを願う積み上げをぶち壊し、時代を逆行させるのが「新自由主義」だと感じるのです。劣化した自公政権と片割れである側面を民主党は強く有しています。
 選挙民の願いを託された背中を押しつつ「罪つくり」を乗り越えて行く、不幸をもたらす「真犯人」を見逃さずに、多様な意見をたたかわせながら解決の方法を探っていくことだと考えるのです。選挙前の再びの百鬼夜行も見破ることだと考えます。