2010年2月18日木曜日

目安


モノをつくっていない。だからお金だけが頼りだ。

それで無収入になったら、どれだけ生きていけるか我家の財務省に諮問する。

何しろ、いつものチェックは厳しい。ムダなものを買う、モノに囲まれて生きていると普段から手厳しく指弾されている。自覚があるからこの牽制はありがたい。こまめに且つこまやかにパソコンで家計簿ソフトをつけている姿をみて信頼している。

ん~ん、だから、収入はどれだけあって、支出の概要はどうなっているのか、赤字か黒字か。子どもの扶養がなくなった分、最近はお付き合いを伸び伸びとやっている傾向にあるはずだ。ざっとで、いいからと訊ねるが、あれ?…でてこない。口をつぐむ。

全体像がつかまれていなかった。

レシート、クレジット明細、生協利用明細など細かくチェックしてもらい、できるだけ洩らさず入力してもらっているし、家計上の代替払い分も実際こまめに精算してもらっていた。が、それだけだった。給与明細から何から渡していたのに抜けていたらしい。

パソコンソフトの家計簿は集計も瞬時にできるし、仕訳けも選択すればいいだけだ。しかし、現金とカードと生協引き落としの支出の明細だけを血眼になってインプットしていただけで、他のことは入れていなかったらしい。家計簿ソフトの画面は確かに局面だけで、全体を見るのがとらえにくい。画面を出たり入ったりしなければいけない。わかりにくいのよね、それが言い訳になった。

私の諮問に即座に答えられなかった我が財務省はコトの本質に気付き、直ちに改善に取り組むと思いきや、すっかりやる気を無くしてしまった。落ち込んでしまう。電車に「飛び乗られた」ら困る。

たまたま、「家計簿」が今の時期にもかかわらず企画されていた。「いつからでも始められる」というやつだ。生協の雑貨のカタログで早速注文した。

我が家に今のところ破綻はない、今は平和である。

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