気仙沼駅を出れば少し雪が舞う。沿線は来たときと同じくのどかだ。花巻に向かう。
大きなリュックを貸してくれた二男の友人やお見舞いをいただいた人たちへのお礼に出来るだけ地元のお土産を買って帰ろうと思った。息子が探していた「かもめのたまご」はなかった。被災したからだ。
つれあいの携帯にメールが入っていた。
「帰りのバスの中でしょうか
昨日はお世話様でした。
ばあちゃんじいちゃんときちんとお別れ出来て後悔することなく気持ちも整理出来たので行って良かったです。
私たちが心配かけないように生き抜くことが何よりの供養だと思うので、こちらはこちらで踏ん張り、あちらで二人も頑張っていて欲しいと願っています。
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