2009年11月1日日曜日

ブーワン


 少し風邪気味のように感じた。頭痛がする、くしゃみが出る。だが、暖かくてなんとかなった。報道されるニュースの冒頭はインフルエンザが広まっている件だ。
 遅くに妻殿は帰ってきた。白菜鍋で迎える。初日を埋めたい、だがそうは運んでいないようだ。私たちの息子の世代である事務局長の小林弁護士のことは学生のときから知っているが、とてもすばらしい人格に成長したと何かにつれそう思っていた。彼もみんなに心配をかけまいとしていても、思うようにはならない。
 それでせめてなんとかしようと、かねて観に来てくれると言っていた姪御に連絡をしてみる、彼女も風邪気味だった。聞けば最終日を予定してくれているそうだ、初日というわけではなかったがそれはそれでありがたい。
 舞台では髪を後ろで結い、化粧をするそうだ、3日の稽古を最後に7日の本番を迎える。出演者である妻殿たち自身も皆が観に来てくれるように頑張っている、そして今日までにみんなの協力をいただいた。私は明日も、初日に行ってくれる人はいないか職場で訊いてみようと思う。
 芸術としてミュージカルを構成すること、そして企画として喜んでもらえる市民ミュージカルを成功させること、さあ大変だ。熟女軍団として妻殿は、ブーワンという諫早湾にいた貪欲な貝(アカニシ貝)さんを演じる。成り切るらしい。先日、諫早に行き“とも食い”までしてきた。そう役柄を食ってきた。
 やりがいを見出せて身体にもいい効果がでてきた、だいぶ、ひきしまってきたようにみえる。このブーワンとかいう貝から、ひとつの曲が生まれたのは今年の一月、げに、創作、芸術とはすばらしい。

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