れ
あれからもう一年経ったのか。いや、まだ一年しか経っていないのか。
赤い糸は必ずあるものだ。
冬、昨年の今頃の沖ヶ浜田の行き帰り。初めて訪れた種子島。北部の東側の海岸。出遭った人。手で刈るさとうきび。ほとんど廃れてしまった人の手も手間ひまもかけた黒糖づくり。すべってころんだ夜の海岸。チャーターしたマイクロタクシーのなかに早くも私らにはなんとなく赤い糸が絡んでおるのが見えておりました。
春、思いもかけぬ春。
夏、佐渡を訪れたときにはご本人たちが既にその糸をたぐり寄せていたようでした。
秋、とはいえ、ひとの仲はわからぬもの。
もし壊れてしまったら気まずいなと思ってあのときの港で撮ったふたりのツーショットは今日まで渡さずにおきました。
再びの冬、そうかよかった。ほんとによかった。
いつまでも手をつなぐことはできるもの。
今宵の彼はいつものカゲキハ風のやんかぶった感じはなく、びしっと決めてましたね。気合が入ったお洒落なタヌキの感じ。
久しぶりに再会した彼女はいつもよりもっときれいになっていましたね。
お世辞ではなくそう口に出てしまったよ。ひと目みてあれっ!て思ったもの。
こころを通わせいくつになっても手をつないで歩みましょうよ。
腫れた惚れたに歳は関係あるものかい。
きっとどこかにいるものだ。
今までの長い人生で出遭えなかった分。
とりもどすようにこころとからだをぎゅっと抱きしめあえばいい。
んなことってあるものだ。万歳!
2011年12月20日火曜日
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