高橋圭三さんという当時NHKの看板アナウンサーがいて民放に移りました。その高橋さんがスタジオで客席をまわりながら軽妙なクイズを出して、正解したらポケットから取り出した高価な時計や万年筆やなにかを惜しげもなく与えるというオープニングの番組がありました。とにかく終始クイズに答えて高額な景品をこれでもかと提供していました。その番組があまりにも人をモノでつるような、モノを粗末にしているような制作でよろしくないという趣旨のことを投稿しました。人のもつモノへの卑しい心根を弄んでいるように見えましたから。初めてでしたが、それはテレビ番組欄に掲載されました。新聞社を通して「若いのによく言ってくれました」という旨の便りが回送されて来たりしました。近所のお菓子屋のおばさんがそれが載っていたことを母に伝えたようです。後日、謝礼の郵便為替が送られてきまして、初めて稼いだそのお金で母と一緒に町の洋品屋さんに行き、自分のセーターを買いました。
秋葉原の無差別殺傷事件の報道の仕方で、犯人の親まで引っ張り出すのはいかがなものかということを、黙ってはいられなくて女房殿が、新聞社に初めてメール投稿したそうです。その夜のうちに取材の電話がかかってきて掲載されることになりましたそうです。
2 件のコメント:
野生のトキ
さすが、ですね。
本当に、いい大人がしでかした事件を親を引きずり出すとはあきれかえるな。
どうして、問題は自分達にあることが分らないのだろうか。凶悪犯罪の根は、ほとんどマスコミにあるといっても過言ではない。
もっと、真剣に世の中がおかしくなっていることを取上げて、社会的病根をえぐるべきだ。などと、遠吠えするのであった。
奥さんは偉い。
言いたいことは余情半様とトキ様が言ってしまったので(とうぜんまったく同感です)、エントリー違い。
写真の版画は儀間ひろしさんのものですね。私も同じものを持っています。いいですよね。あのちょっとディエゴ・リベラみたいな筆致は、一頃のめり込みました。
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