2013年1月17日木曜日

阪神淡路大震災から18年目

Web画像より

 家族全員と住居は無事だった。が、お店を失った。前年に改装したばかりで借金が残った。もしあれが早朝(5時46分)でなかったら、無事ではいなかったかもしれない。

 後に高架の線路がひん曲がって落盤していた報道写真を見た。まさにそのあたり。それなのに梅田寄りのたったひとつ先の駅のあたりはなんともなかった。地獄と天国の境目、18年前の阪神淡路大震災の激震地の一番東側の端で兄は被災した。

 人生が変わった。幸い国家資格を持っていたので再就職ができた。義姉はなんども恐怖がよみがえり鬱のような症状に長く悩まされた。兄は老いてから勤め人というものを始めて、今でもガンと闘いながら働き続けている。

 来月、久しぶりに兄弟四人そろって温泉に行くことにしている。

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