食品は将来「宇宙食」化すると考えている。
そう野暮な形ではなくてバーチャル化した発展を遂げるのではないだろうか。ミニマム化・省略化はされているがこんな感じの味、匂い、見た目が様々なバージョンで再現されるものと漠然と考えられる。「食べる」必要はなくなり、「摂取」するようになる。摂取排泄も既にそのころ人間の体は効率化している。レプリカされた形で食の伝統は「受け継がれ守られる」。そして製造現場は平準化、完璧化された「食品」を恐ろしく効率よくつくるようになっている。野菜も肉(家畜)も穀物も閉鎖空間の工場化されたファームで「生産」され、現在で敢えてイメージできるとすればドモホルンリンクル化粧品工場のような「宇宙食工場」に送られる。そのころ容器や食品の形状がどうなっているかまでは想像つかないが、二十四節季に合わせたパックがあって、味、匂い、見た目、摂取の雰囲気が頭脳の部位にきちんと伝わるような「食品」ができている。潤沢にお金さえあれば、いつでもどこでもどんな場面でも簡単便利に入手できる。
2010年1月7日木曜日
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